2019年 GWツーリング【1】- まずは飛騨牛 -

4月26日の金曜日、仕事を終えて自宅へ帰り夕食と風呂を済ませると、BMW 320d のステアリングを握り、中央自動車道を目指して走り出します。
そう、明日から始まる空前の10連休、ロングツーリングの始まりです。明日は大型連休の初日であるため、大渋滞が起きるであろうことは火を見るより明らか。
それを避けるため夜の中央自動車道を走り、笹子トンネルを抜けて最初の「釈迦堂PA」までやってきたところで、そろそろおねむの時間。
深夜の割には比較的混雑していて、どうやら考えることは皆さん一緒のようです。

狭く窮屈な車内で何度も目を覚ましながら、ようやく迎えた朝。
私が到着した頃は空きスペースがあったのですが、今の時間は既に満車。いつの間にか警備員さんが、交通整理を始めているではないですか。
のんびりしすぎて交通量が増えてしまっては元も子もないので、眼覚めのコーヒーのみ購入し本線にコースイン。

中央自動車道 伊那ICでアウト、国道361号で飛騨高山方面へと走るBMW。
今回の行先は西日本、初めての九州上陸を計画しています。
それなら東名高速を使うのがアタリマエなのでしょうが、遠回りと分かっていても飛騨牛が外せません。



途中、奈良井ダムの近くでは桜が満開。
首都圏ではとっくに散ってしまった桜ですが、再び満開の桜を見ることができるとは思っていませんでした。
こんなときに限って天気予報が的中し冷たい雨、青空でなかったのは残念ですが、桜は本当にきれいですね。
ただ、このときの気温は、なんと3.5℃。
もう4月も終わろうってのに、なんでこんな寒いんでしょうかねぇ。

雨の国道361号を爆走し「道の駅 ひだ朝日村」に到着した頃、雨はすっかり上がっていました。
お食事処「蓬庵」には他にお客の姿はなく、貸し切り状態。
まだお昼には早い時間なので、当然と言えば当然か。
ウェイトレスさんが注文を取りに来たところで、迷わず「飛騨牛朴葉みそ定食」をオーダー。


運ばれてきた「飛騨牛朴葉みそ定食」は、いつもと変わらずに美味そうです。
熱く焼けた鉄板の上で、ジュージューと美味そうな音を立てる飛騨牛。
それを一枚口へ運ぶと、とろけるように柔らかい肉、あふれ出る肉汁、コレだよコレ！
これが食いたかったんですよ！いやぁ、ほんと美味い！
ただ、鉄板の上に肉を置きっぱなしにしておくと、あっという間に火が通ってしまうのが玉にキズ。
できれば肉を避難させておける小皿とかあると嬉しいのですが・・・。

最高に美味い飛騨牛で満足したところで、中部縦貫自動車道・高山ICから名神高速・彦根ICまで一気に移動してしまいます。
改めて考えると、飛騨牛のためにえらく遠回りしていますが、それもロングツーリングの楽しみの一つ。
効率よく移動するばかりがツーリングではありません。

東海北陸道で山間部を走っているとき、驚くべきことに雪が舞ってきました。
東北地方では積雪の恐れがあると予報が出ていましたが、いったいどうなっているんでしょうか？
大丈夫かな、今回のツーリングは・・・。