2019年 GWツーリング【2】- ぶんぶんファクトリー -

2019年GWツーリング2日目。
午前5時半にホテルを出たとき、気温わずかに5℃・・・真冬かよ。


本日最初のミッション、それは渋滞が本格化する前に大阪圏を抜けてしまうこと。
関東からはるばる数百キロも走って、通過するだけの渋滞にはまるなど、これほどツマラナイことがありますか。
そんな渋滞を避けるため、名神高速 彦根ICから中国自動車道 美作ICまで一気に移動。
途中、名神高速 大崎JCTの案内板には、分岐すると新名神経由で中国道へ行けるとの表示が。

BMW 320d のナビにはそのルートのデータがありませんが、助手席の妻に地図を確認してもらうと、吹田JCTをパスし神戸JCTまで2017年開通予定と記載がありました。
関東在住のため、予定通り開通しているのか情報がありませんが、行けると書いてあるんだから行けるんでしょう。そう信じて新名神へと BMW 320d のステアリングを切ります。

結果は大正解！
真新しい道路が神戸JCTまで延びており、しかも全線が片側2車線、順調すぎるほど順調に中国自動車道まで来ることができました。
以前、大阪圏を通過したときは、ひどい渋滞で難儀した記憶があるのですが、今回は非常にスムース。
中国自動車道もぼちぼちの交通量ですが、ごく普通の速度で流れていて、そのまま流れに乗って美作ICまで来ました。

■黒毛和牛メンチカツ
美作ICで中国道と別れ、少し走ったところの「道の駅 彩採茶屋」で小休止。
早朝にホテルをチェックアウトし、朝食は前日購入しておいたコンビニのおにぎりで済ませただけなので、ここにきて少々小腹がすいている私。
そんなときはどうしても食い物に目が行ってしまうのは、仕方のないことか。
ふと気が付くとキッチンカーで売られていた、「黒毛和牛メンチカツ」を手にしている私がそこにはおりました。


この「黒毛和牛メンチカツ」、さほど期待していなかったのですが、揚げたてサクサクで肉汁ジュワー。
本気で旨めぇぞこれ！
ただ、包み紙に浸透するほどの油で、食い終わった頃には手がベトベトでした。

中国自動車道と並行するように国道を追いかけると、「道の駅 久米の里」があります。
ツーリングマップルに「巨大なガンダム」と記載されていたので来てみたのですが、とんでもない大混雑。
交通整理の警備員さん曰く、シャトルバスが運行されているので、そちらの駐車場へ行って欲しいとのこと。
いや、まぁ、ガンダムは気になるけど、たかが道の駅でそこまではしたくない。
よってパス。

■ぶんぶんファクトリー


「道の駅 久米の里」から少し北、国道179号沿いにある「ぶんぶんファクトリー」
ここはあの山田養蜂場のいわゆる直売所。
店内に入るとやはり連休、多数のお客さんの姿で賑わって、店の奥にはフードコートらしきスペースが確認できます。
そこで購入したはちみつソフトは絶品でした。
はちみつを使用したソフトクリームに、さらにハチミツをトッピング。想像するに美味そうな感じがしますが、果たしてどうか・・・？
スプーンですくい口へ運ぶと想像していた以上に美味い♪
ソフトクリームとハチミツの二つの甘さが口の中に広がり、思わず笑みがこぼれてしまいます。
ただひとつだけ難点を上げるとすれば、冷たいソフトクリームの上でハチミツが徐々に固くなってしまうこと。
最後まで柔らかい状態を維持できれば、完璧だったのですが、こればかりは致し方ないところか。

国道429号→県道30号→国道313号と結び、中国自動車道を追いかけるように走るBMW。
特に予備知識もなくたまたま選んだのルート、交通量が非常に少なく快適で、離合困難な隘路もない。
普段見慣れぬ中国地方の景色を楽しみつつ、のんびりドライブするのには正解だったようです。
ここで時間の都合もあり、「北房（ほくぼうIC」から「新見IC」までちょっと距離ですが、一気にワープ。
もう少し時間に余裕があれば、一般道をのんびり旅したかったのですが、少しペースを上げないと遅くなりそうなのでやむを得ません。

■日本一の親子孫水車



新見ICで再び一般道へ降りた後は、国道182号線をトレース。
たまたま信号で止まったときに、「日本一の親子孫水車」の看板が目に飛び込んできました。
案内板の指す方向に目をやると、なにやら巨大な水車が確認できたので、信号が青になると同時にそちらへ左折。
大・中・小の３種類の水車が仲良く並んで回っていて、なるほどこれが親子孫水車って訳ですか。
親だけが飛び抜けてデカい気がしなくもないですが・・・。

ここは奥に食堂があり、日本蕎麦が食えるようです。
そういえば今日はまともに食事をしてないことに気がついたので、ちょっと蕎麦でも食っていきましょうか。
手打ちではなさそうですが喉越しが良く、期待していた以上の味。
他にお客がいなかったからでしょうか、ジャガイモの煮物をサービスしてくれたので頂いてみると、これが絶品！
イモってこんなに美味かったか？そう思わずにはいられない程の味でした。

■飛行機の見えるホテル


その後、いくつかの道の駅に立ち寄りながら、今夜の宿「広島エアポートホテル」に到着。
ここはその名の通り広島空港にあるホテルで、用意された部屋からは滑走路がよく見えます。
成田空港や羽田空港のように、ひっきりなし離着陸がある訳ではありませんが、部屋から飛行機が見えるのはなかなかのもの。
さて、飛行機を楽しむのもいいのですが、それよりなにより腹が減りました。
このホテルにはレストランがあるそうなので、そこへ行ってみると洋食と和食の２軒があるようです。
和食のレストランに入ったのですが、なんとなく厨房で繋がっていそうな雰囲気。

ノンアルコールのスパークリングワインで乾杯し、オーダーした焼き肉重を平らげました。
私にとっては少々足りない気がしましたが、あとは寝るだけなので良しとします。

部屋に戻った後は、妻と二人で暫く飛行機の離着陸を楽しみました。