2019年 GWツーリング【5】- 平成から令和へ -

2019年GWツーリング5日目。
本日より元号が平成から令和へと変わり、新たな時代が始まります。
元号が変わっても、平成と変わらず車を走らせまくるつもりです。

■雲仙多良シーライン～多良岳レインボーロード




ホテルをチェックアウトし最初に訪れたのは、諫早湾を突っ切る雲仙多良シーライン。
湾のど真ん中を走る道路とは、まるで東京湾アクアラインを連想させます。

覚えている方も少なくないと思いますが、1997年4月にギロチンと形容される水門が諫早湾に突き刺ささりました。
後から聞いた話によると、どうやらそのギロチンは「雲仙多良シーライン」が走る、この潮受け堤防の下に埋まっているとのこと。
そうか、その時は気が付かなかったけど、俺はあのギロチンの上を走っていたのか。

多良岳を回り込むように北へと走る、多良岳レインボーロード。
ここはセンターラインの対向２車線、おまけに交通量がほぼゼロで、舗装も良くて走りやすい。
自宅を出発しほぼ雨のドライブでしたが、ようやくBMWのドライビングを楽しめる状況になってきたようです。
ドライビング・パフォーマンス・コントロールをスポーツモードに切り替えると、タコメータの針が跳ね上がり、エンジンサウンドもその気にさせる音へと変化します。
先行する車両も、追いついてくる後続車もいないワインディングを、面白いほど軽快に駆け抜けるBMW。
しかし、暫く走ると景色に変化がないためか、なんだかちょっと飽きてきた気が・・・。
そんな訳でルートを変更し、海沿いを走る国道207号へシフトし、「道の駅太良」へ寄り道。

■道の駅太良




「道の駅太良」は、有明海に面した国道207号沿いに位置しています。
さすが海に面した道の駅だけあって、カニだのエビだと海の幸がこれでもかと言う程売られていて、どれも美味そうに見えて仕方ありません。
折角なので、なにか海の幸を食べたいなと思ってあれこれ探してみると、イカ焼きの屋台から漂う美味そうな香りが鼻をくすぐるではないですか。
迷うことなくイカ焼きを購入し食ってみると、それはそれはとても柔らかく、思わず頬が緩む旨さです。
イカ焼きとかタコ焼きとか、個人的に大好きで良く食べるのですが、やはり海の近くで食うのは格別でした。

■佐賀空港




見渡す限り田んぼばかりの中、突如現れる、本当に何もないところにある佐賀空港。
ロングツーリングに行ったとき、好んで立ち寄るのが地方空港。
飛行機に乗るわけでもないのに空港へ行く理由は、意外と美味い物が食えることがあるから。
今回も何か食えるかと思い佐賀空港へ立ち寄って見たのですが、想像していた以上に混雑しています。

それでもレストランには待つことなく入れたので、ここで昼食にしたいと思います。
オーダーしたのは「佐賀有田鶏の香味揚げ定食」で、九州に来てからどうにも鶏が目に付きますね。
ちょっとばかし値段が高い気がしなくもないですが、空港内のレストランということで仕方ないのでしょう。

空港１Ｆのロビーで、佐賀海苔の自動販売なんてものを見つけました。
なんだ、海苔の自販機って？
なんのことはない、単なる海苔の自動販売機。
あとで買った海苔を食ってみよう。

■あごだし唐揚げ


関門橋の手前、九州側の「めかりPA」
ここの売店でまた美味そうなものを発見、その名も「あごだし唐揚げ」
九州ではトビウオの事を「あご」と呼ぶそうで、「あごだし」とはそのトビウオの出汁のこと。
関東ではあまり馴染みがない「あごだし」ですが、またにラーメンなどで使っている店を見かけることがあります。
個人的に昔から好きな「あごだし」、それと唐揚げの合わせ技とあっては食わない訳にいきません。
迷うことなく購入しさっそく食ってみると、いやぁこれは美味い♪
「あごだし」がどこにいるのかが良く分かりませんでしたが、これはまた食いたいと思わせる逸品でした。

これで関門橋を渡り本州へと戻ることになります。
九州エリアは僅かこれだけですが、いずれまた来ると心に誓い、ツーリングを続けます。